紀州備長炭窯元 山田木炭
火 fire
窯口で火を焚き窯の中の温度を上げ
ます。窯出しの時の温度は千度以上
になり、その熱による精錬(ねらし)
で成分の97%が炭素の紀州備長炭
ができあがります。
木 wood
ウバメガシは、土と石でできた窯
の中で、火と風と水の力を借りて
紀州備長炭になります。重さは
7分の1、体積は3分の1にまで
凝縮されます。
土 earth
窯は千度以上の温度にも耐え得る
赤土と石でできています。
天井は生の赤土と焼けた赤土を
混ぜることで、より耐熱性を増します。
風 wind
炭焼きで最も重要で難しいのは
窯の中を流れる空気の調整です。
均等に、適当な量の流れをつくる
ことが大切です。
炭 charcoal
自然のエネルギーを凝縮した紀州備長炭は、古くから、魔を払い万事浄化すると言われ、燃料用以外にも、水質浄化、脱臭、除湿、
お守り、土壌改良、電磁波遮蔽など様々な
用途があります。
水 water
原木は水分を含んだ生木の状態
で熱い窯に入れます。
木に含まれる水分のおかげで
ゆっくりと焼きあがり、硬くしまった、重い炭になります。
酸 性
アルカリ性
紀州備長炭について |